JC奴ブログ

専業スライム備忘録

長期投資について

今週もスタートしました。出だしは良かったですが、欧米株価が既にまずいことに…

今日は少し真面目な話も書こうと思います。上手な人は読み飛ばして下さいね!

ちなみに今日はノートレでした。エイチームだけは利確するかくっっっっっっそ悩んだ結果、仕事忙しくてそれどころじゃなくなり結局持ち越しです。失敗したくせー(>_<)

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明日利確
この1日が
命取り

ぷりん心の俳句でした。

それでは今日の本題。
ベア相場がチラついてきてますが、こんな相場になってくると良く耳にするのが

「長期の銘柄を仕込むチャンス!」
「PERがーPBRがー」
「この銘柄は長期ポジだから…」

こんな言葉です。

あくまで僕の短い投資経験からの見解ですが、長期投資ほど難しいものはないと思っています。(人によって長期の定義は異なりますが、ここでは半年~の投資は長期投資とします。)

そもそも日本自体今後高成長が見込めない中で、例えばOLCやMonotaRoのようにひたすら株価が上昇し続ける銘柄を探す事は容易ではありません。あと、原理原則として保有期間が長期になればなるほどリスクは高まります。何が起こるか分からないからね。

仮に銘柄を探し出せたとしても、どんな相場環境でもひたすらホールドし続ける握力は普通の人では持ち合わせていないでしょう。今回のそーせいなどが良い例ですね。
本当の長期投資家、バリュー投資家の方々の強靭な握力はその異常なまでの銘柄研究と、これまでの長い投資経験から裏付けされたものであるという事をまずは理解して下さい。

それでも長期でやるんだい!という人がまず目につくのはPERやPBRなのではないでしょうか。割安かどうかを判断するための指標として最もポピュラーというか、誰でも耳にする指標ですね。

ここにも落とし穴があって、PERというのは将来の収益を基に計算されているため、当然業績の下方修正などが起こると同じ株価でもPERは上昇してしまいますよね?そもそも業種によってあがる収益などの水準も異なる事を考えると、個別株のPERだけ見てもほとんど無意味だと思います。どうしてもPER使いたい人はせめてシラーPER使いましょう。

次にPBR。これも1倍以下は割安!なんて目にすると何て簡単なんだと思いますが、株価が変わらないとして、その会社の純資産が減少していけば当然PBRは上昇していきます。株価が上昇してPBRが1倍に近付いていけばそれは割安だったと判断できますが、そうでない場合も多々あるという事です。みずほFGなんてずっとPBR1倍割れてますよね?1倍どころか0.5倍付近をウロウロ。

この2つだけ見ても、株価が割安かどうか判断するのが如何に難しい事か分かるのではないかなと思います。

ただ1つ、藤戸レポートにも記載がありましたが、日経平均株価TOPIXのPBR1倍割れで買う!というのは、リーマン以降では負けなしです。これは買い時としては信頼できると思います。その後上がるかどうかは別として。

長々と書いてしまいましたが、長期投資は本当に選ばれた人のみができる投資法であり、決して簡単なものではないということを分かってもらいたくて書きました。株を始めたばかりの人はそれこそ短期スイングや、時間ある人はデイトレなどから始めては如何でしょう。



最後に


異論は認める。


なんせへなちょこスライム投資家なのでw
それでわ。

実現損益 0
前日比資産評価額 +29000円

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